ホワイトムスクは香り成分の名称ではなく、合成ムスクの総称。
グループ:大環状ムスク
官能基:
分子量:270
分子式:C
15H
26O
4
※大環状ムスク
天然素材から抽出するムスクに対して、区別するためにホワイトムスクの名を使うのが一般的です。
ホワイトムスクは、ムスクのような深みのある香り。
温かみのある芳香で、石鹸の香りによく例えられます。
ムスクの香りを再現するために、ムスク系のフレグランスの他、ヘアケア・ボディケアアイテムなどに多く活用されています。
1つの成分・1つの香りに焦点を当てたシングルフレグランス(単品香料)は、アロマオイルの特性や香りの特徴を理解するのにとても役立ちます。
そのため、アロマテラピーをもっとよく知りたい方やプロのセラピストを目指す方、調香師の勉強をなさっている方などに是非試していただきたいアイテムです。
趣味の一環として香水や化粧品つくりを楽しみたいという方にもおすすめです。
シングルフレグランスでアロマオイルの理解を深め、楽しみ方もどうぞ広げてください。
使い方
【おすすめの使い方】
動物性の天然ムスクを代替する合成ムスクです。 天然のムスクをイメージさせる、深みのある高貴な香りが特徴です。
【精油瓶の扱い方】
ゆっくりと空気穴が上になるように傾けると、中央の筒から1滴ずつ滴下できます。
空気穴を下にして滴下すると、1滴ずつ上手く滴下できなかったり、
中央の筒から空気が入ろうとして滴下の妨げになる恐れがあります。
激しく瓶を振ったり、逆さにすると精油が飛び出て衣服や手に掛かりますのでご注意ください。
精油の種類によっては、気温が低くなると固まりやすい性質があります。
花ロウや樹脂などから抽出された精油に多くみられ、天然ならではの性質です。
ドロッパーから出にくい場合は、瓶を手のひらで包み温めるなどしてお使いください。
(サンダルウッド、ジャスミン、チュベローズ、パチュリ、ベチバー、ベンゾイン、ミモザ、ミルラ、ローズオットーなど)