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アロマテラピーで使用するエッセンシャルオイルの代表的存在のラベンダー。
色鮮やかな花と優美な香りから人気が高く、ハーブとしてもよく知られています。
ラベンダーはフランスや地中海周辺を原産とするシソ科の植物で、「ラベンダー」というと真正ラベンダー（トゥルーラベンダー）のことを指すのが一般的です。
真正ラベンダーは、別名をコモンラベンダー、またはイングリッシュラベンダー。
古代ローマで洗濯や沐浴に用いていたことから、ラテン語で「洗う」を意味するLavareにちなんでラベンダーの名が付いたといいます。
ヨーロッパでは古くからハーブとして広く生活に溶け込んでいるため、「なじみ深くもどこか懐かしさのある香り」という印象の人も多いそうです。
精油のラベンダーは、幅広い用途に有効的であるといわれていて「万能精油」の呼び名も。
ラベンダーのエッセンシャルオイルがフランス軍の消毒・鎮痛剤として採用されていたこともあります。
「アロマテラピー」という言葉をつくった化学者で調香師のルネ・モーリス・ガットフォセ氏が、実験で負った火傷の治療にラベンダーの精油を用いたというエピソードは有名です。
≪ラベンダー≫
芳醇で気品のあるフローラルの香り
フローラルとハーブの芳香が穏やかに交じる
清々しい甘さで、広く好まれる香り
心地よく眠りたいときの寝室の香りとしても最適。
就寝前のアロマバスに使うと心身の緊張をほぐし気持ちよく眠りに入る準備をしてくれるといわれます。
アロマランプ（室内香）やアロマスプレー、アロマバスでお楽しみください。
精油の種類によっては、気温が低くなると固まりやすい性質があります。
